概要
東京恵明学園児童部とは


児童相談所を通じて措置される、さまざまな理由で保護者と暮らせない2歳から18歳までの子どもたちを、児童福祉法の精神に基づいて家庭にかわって養育している児童養護施設です。
児童部では、措置を必要とする児童とその家族に対し、よりよき環境のもとでその独立心を損うことなく社会人として生活できるように自立を支援し続けています。
養育方針
児童部は、本園と3つのグループホームに分かれており、子どもたちは、本園では小規模グループケア化した6~8人の5つの小舎で、グループホームは6人の少人数でより家庭に近いスタイルで生活しています。
また児童部では自立支援を4つの柱でとらえ、それぞれの専門職が連携をとりながら、子どもたちの養育を進めています。










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生活支援
養育職員、学習担当職員、栄養士、調理員、自立支援コーディネーター
衣食住を整え、子どもたちに安心・安全な環境を提供します。
豊かな生活をより積極的にQOL(生活の質)の向上を目指します。
基礎学力の定着を目指し、公文式を利用した学習指導を行います。
子どもたちが希望する進路の実現を目指し、就学・就労支援を行います。
退園した子どもたちへのアフターケアを行います。
子ども一人ひとりのニーズに応じた支援を行います。 -
心理支援
心理担当職員、治療指導担当職員、児童精神科医
発達に課題を抱えた子への専門的なケアを提供します。
虐待を受けた子どもたちの心のケアを行います。
医療的ケアを必要とする子どもの受診や服薬の検討を嘱託医や養育職員と行います。 -
家庭支援
家庭支援専門相談員
家庭復帰に向け親子の関係調整を行います。
面会・外出・帰泊の他、学校行事等の参加の調整を行います。
子どもの日々の生活の様子を保護者の方にお伝えします。 -
健康支援
健康支援担当職員
嘱託医と連携して、予防接種、健康診断、通院等の対応を行います。
職員構成

運営管理:園長、副園長、事務主任、副主任
専門職:養育職員、家庭支援専門相談員(FSW)、自立支援コーディネーター、個別対応職員、治療指導担当職員、心理療法職員、栄養士、調理員、事務員
その他:嘱託医(児童精神科医、小児科医)ほか
生活の様子
部屋の紹介

1幼児~小学生中心の小舎が3つ、中高生中心の小舎が2つ、グループホームが3つ、合計で8つのお部屋に分かれて生活しています。それぞれのお部屋は6~8人の構成で、温かい家庭的な雰囲気を出せるように工夫しています。
2中高校生は基本的に一人部屋です。それぞれにプライベートな空間を確保しています。自由な時間にはそれぞれテレビを見たり、ゲームをしたり、思い思いのことをして過ごしています。
食事の紹介

1栄養士が栄養のバランスを考えて、毎日の献立を考えています。
2調理職員下ごしらえまで行い、各部屋の職員が煮る、焼くなどの調理をして、出来立ての温かい食事を提供しています。
3自立を控えた高校生が、自発的に料理の練習をすることもあります。
年間行事









